目が疲れると??
目が疲れてくると、顔が緊張したり、首や肩がこる、疲れやすい、頭痛などの不調が現れることがあります。これらは目に関係する神経や筋肉と関係しており、施術では、その神経の元となる首回りの椎骨の調整が欠かせません。
不調の原因が目によるものだった場合、目の調整をすることで、肩こりや頭痛などの症状が改善したりします。
施術によって視力は回復する??
身体均整法には、視神経の調整法があります。上頸交感神経節がある首の緊張を和らげることで、目の緊張を和らげます。直接、視力を回復する手技ではありませんが、目の緊張をほぐしたり、目の血流を改善させて、目に優しい体の状態にすることができます。
目の疲れをとるには
メガネやコンタクトレンズの度数が合わないために、目が疲れたり、体の不調が現れることも多くあります。この場合は、眼科に受診して目にあった度数のレンズに変えることで症状が大幅に改善します。
今回は、度数が合わないなどの不具合がなくても、目が疲れるというときのための、簡単なセルフケアをご紹介します。
゚・* 目の調整法 *・゚
注意:以下の方は、目に直接触れる「①の操作」は行わないでください!
緑内障・バセドウ病・感染症・コンタクトレンズ装着時・マスカラ等目の周りのメイクをしっかりしているとき・目の手術の後・その他眼科医より目に直接触れることを禁止されているとき
姿勢:仰向け、リラックスできる環境で
①目にそっと両指をかぶせて軽い圧迫を加える。1回の圧迫は約10秒継続して圧してゆるめ、また圧迫する。(ぎゅっと押さえつけたりせず、そっと優しく)
②眼窩の周囲を軽く圧迫する。(目ではなく、目の周りの骨に指を押し当てる)
目の血流が良くなり、緊張がほぐれてスッキリするので、ぜひ試してみてください!
参考文献
一般社団法人身体均整師会, 『講座集復刻版 第5集』, 5ページ
一般社団法人身体均整師会, 『講座集復刻版 第7集』, 254・255ページ
身体均整法学園, 『内臓操縦法』