腰痛は痛む箇所によって対処法が変わる
腰が痛いときの対処法はいくつかあり、痛む箇所や痛み方によって変わるので、何回かに分けてお伝えします。
今回は、比較的軽い痛み、腰より少し下の位置(仙腸関節)の痛みへのセルフケアをご紹介します。
仙腸関節ってどこ?
仙腸関節は骨盤なので、腰ではないのですが、「腰が痛い」と言って、仙腸関節を押さえることが多くあります。ウエストの一番細いところより下、お尻の上にあたります。図のように、仙骨に沿った縦に長い関節です。
痛む箇所を調べる
調整をする前に、具体的にどこが痛むのかを調べます。痛いのは、大抵、左右どちらかなので、仙腸関節の左右どちらか?上下どのあたりかを、軽く触れて確認します。
仙骨は、神経がたくさん通っている繊細なところなので、強く触れずに、そっと軽く行います。
゚・* 仙腸関節の調整法 *・゚
注意:この運動で痛みが増す場合は、別の方法がいいので中止してください。
姿勢:座って行います(骨盤を起こし、両足は床につけた安定した姿勢で)
・仙腸関節の上の方が痛い場合
①図のように、痛い側の足首を、反対側の膝の上に乗せます。
②足が床についている方へ上半身をねじって、ゆっくりおじぎを繰り返します。
(おじぎの動きを止めないで反復)
・仙腸関節の下の方が痛い場合
①図のように、痛い側の足を、反対側の膝の上に乗せて脚を組みます。
②足が床についている方へ上半身をねじって、ゆっくりおじぎを繰り返します。
(おじぎの動きを止めないで反復)
腰がすっきりするので、ぜひやってみてください!