ストレスは体にも現れる?
ストレスは蓄積されると、体の不調として現れることがあります。食欲が増す、減る、お腹をこわす、便秘になる、頭が痛くなるなど様々です。イライラや、落ち込みやすくなるなど心の不調として現れる場合もあります。
身体均整法では、体型によって不調の出方が変化すると考え、体型調整をすることで、不調を改善に導きます。
今回は、ストレスそのものに直接アプローチする調整法をご紹介します。
心の問題やストレスにアプローチ
心の問題やストレスがあると、胸の真ん中にある「膻中(だんちゅう)」というツボに、痛みや過敏などの反応が現れます。ちょうどハートチャクラの場所です。
ここの痛みをとると、呼吸がしやすくなり、気持ちもスッと楽になります。膻中は心包経のツボで、鍼灸では心の問題やストレスに心包経が使われます。
身体均整法では、鍼やお灸の代わりに、指を使ってツボを刺激し、膻中の痛みをとっていきます。
゚・* 胸や気持ちが楽になる調整法 *・゚
胸の真ん中と、乳頭を結んだところが膻中です。
①ここに痛みや過敏がある場合、まず最初に、鳩尾とおへその中間あたりにある「中脘(ちゅうかん)」というツボを優しく押さえます。
②中脘がふわっとゆるんできたら、膻中を優しく押さえて、図の矢印の方向へさすります。
中脘は、胃の調整にもなります!お腹も具合よくなりますよ🎵
参考文献
一般社団法人身体均整師会, 『講座集復刻版 第3集』, 13ページ