にゃごにゃご均整健康メモ

健康と美容のための均整豆知識を紹介します!

鼻が詰まっているとき

鼻が詰まっているとき

鼻が詰まったときは??

鼻が詰まると、昼でも頭がすっきりしなかったり、夜はぐっすり眠れなかったり、調子よくありません。

身体均整法では、蓄膿症も鼻炎も鼻詰まりも、みんな同じ鼻の不調として観察をします。症状が異なっても、鼻の不調は同じような体の歪みや筋緊張として現れ、例えば、不調側の鼻の穴は、反対側に比べて小さくなっています。

また、鼻の奥にある鼻骨の歪みが鼻の不調になっているケースもあります。

 

鼻の調整法

具体的には、頸椎3番などの背骨、大腿二頭筋、足の裏を調整します。また、12種体型回旋型・肋骨型などの体型調整をすることもあります。

その他、鼻の鼻翼の横に直接触れて調整したり、鼻の横をはじいたり、身体均整法には鼻の調整法がたくさんあります。

ただ、鼻が詰まったときすぐに均整院には行けないと思いますので、セルフでできるツボを使う調整法をご紹介します。

 

゚・* 鼻詰まりの操法 *・゚

鼻詰まりの操法

鼻が詰まっている側の脚の「上巨虚」というツボを、静かに圧迫して静かに放つ操作を繰り返していると鼻が通ります。

上巨虚(じょうこきょ)」は、胃経のツボです。

 

上巨虚のツボのとり方

身体均整師&鍼灸師の先生に、上巨虚の位置をどうやってとると分かりやすいか尋ねたところ、

「図の上側が足先になりますね。鉛筆やペンなどで膝方向にすりあげると脛骨粗面で止まります。その高さの外側が足三里になります。そこから三寸(指四本)足首の解谿に向かって降りると上巨虚になります。」

と教えていただきました。ペンを使うと本当に簡単です!

 

すぐに通したい場合は鼻の横をはじくと早いのですが、結構痛いのでツボを使った方法をご紹介しました。ぜひ試してみてください!

 

参考文献

一般社団法人身体均整師会, 『講座集復刻版 第1集』, 82ページ

一般社団法人身体均整師会, 『講座集復刻版 第2集』, 135ページ

一般社団法人身体均整師会, 『講座集復刻版 第6集』, 12ページ